アーカイブ

2009 年 10 月 のアーカイブ

グローバル化の覚悟と熱意の差

電機業界において、大手8社の2009年7~9月の業績が黒字となった。同年4~6月はその全て8社が赤字であったので回復基調となっている。しかし、この黒字もリストラによる人件費削減や外注費削減によるコスト削減が出来た結果の黒字化であり、本格的に業績が上向いているとは言いがたい状況です。

電機大手9社の2009年4~9月での連結営業利益合計が1519億円の実績となった。ここで事業領域が同様の韓国サムスン電子と比較してみると、サムスン電子の2009年7~9月での営業利益が日本円で3260億円であった。日本の電機大手9社の営業利益合計の2倍の営業利益をサムスン電子1社で稼ぎ出していることとなる。

何故これほど差が広がっている要因に興味深い説明がありました。これは技術の差ではなく、経営力の差による結果でこれほどの差となっている、という指摘です。特に違いがある点は、巨額の投資を必要とする半導体や液晶などの部品ビジネスに対してで、全世界的に経済が低迷している中で、日本企業は一斉に投資にブレーキをかける。サムスンはその逆で、景気の下降局面では製造設備の費用も下がり、ある意味投資のチャンスとしている。これは、景気が底打ちして需要が伸びてくる時に、生産力でライバルに圧倒的な差をつけることが出来る、ということである。実際に90年代にDRAMで構築したこの勝ちパターンを液晶パネルやフラッシュメモリーにも繰り返している事実がある。これは前会長の強力なリーダシップの存在があると言われています。

もう一つの要因は、グローバル化への熱意の差があげられる。国内市場の小さい韓国企業にとっては事業を計画する際にグローバル展開を志向する点がある。サムスンの中で携帯電話や液晶テレビなど家電分野で世界シェアを伸ばしてるのも、世界展開の志向が組織の中に組み込まれていることがポイントと指摘されています。

この業界において日本の技術力は世界一であり、これからも新技術を生み出してくると期待しています。また、今日巨大企業に成長したサムスンの成功を学んでいきたいと思います。

新型インフルエンザ・休校など一万超す

24日までの1週間でインフルエンザを理由に休校や学年・学級閉鎖等の措置を取った小中学校や高校、保育所、幼稚園などは1万3964施設であったことが、厚生労働省のまとめでわかった。ほとんどが新型インフルエンザと見られ、1万施設を超えたのは初めてで、その前の週の8534施設から約6割増加した。

施設別では小学校が7483施設で全体の約半数を占めて、次いで中学校(3938施設)・高校(1289施設)・幼稚園(866施設)・保育園(225施設)だった。感染の中心となっている小中学校だけで全体の8割を超えてる内容となる。把握できた患者数も前週より5万2000人多い21万3826人で20万人を超えている。

10月27日までの一週間の入院患者数は570人

  • 5~9歳   277人
  • 10~14歳  119人
  • その他    174人

今年は新型インフルエンザの影響で例年に無くインフルエンザ患者が増えています。皆さんもインフルエンザにかからないための予防を万全にしましょう。

不況で女性の髪が長く...

「不況になって髪の長い女性客が増えている」というのは美容室を運営する会社社長の説明。今年4月~9月の期間で顧客が来店する間隔が89日となり、前年同期に比べて2日長期化したいという。「短い髪形はまめな手入れが必要で敬遠がち」という説明です。

この会社は当初黒字の見通しとしていたが、一転赤字に見通しを修正したばかりとのことです。ということで「美容室の本格的な需要回復は時間がかかりそうだ」。それでもシャンプーとマッサージを組み合わせた低価格メニューを導入するなど「お客様の髪に触れる機会を創出して行きたい」と意欲をご紹介いただいています。日経新聞記事からです。

女性自身の髪の長さに関する好みはわかりませんが、やはり不況の波で美容室訪問の回数も減っていることは男性の理容室同様に確かのようです。低価格メニューを準備しての顧客来店の喚起も大変ですね。

SNS会員数:グリー初の2位浮上

SNS(交流サイトの意味 Social Network service の略)でのこれまで3位のグリーが、9月末の会員数でこれまで2位のディー・エヌ・エー(DeNA)を上回り始めて2位に躍り出た。グリーは釣りゲームを中心にテレビCMや街頭広告を積極的に展開し、利用料を無料にして釣具などのアイテムで収益を得る手法で人気を集めており、最大手のミクシィやDeNAも反抗に動き始めた。

グリーのSNS「GREE」の携帯電話とパソコンを含めた9月末の会員数は8月末比75万人増の1512万人となり、同19万人増のDeNAの「モバゲータウン」の会員数を上回った。ミクシィの「mixi」は6月末時点で1741万人で現在も首位を維持していると見られる。

グリーへの対抗策も相次いでいる。ミクシィは27日、外部のコンテンツ事業者がSNS上でゲームなどを提供できるサービスの携帯版を開始した。DeNAも同日、海外での携帯向けコミュニティーサイト運営事業の買収を発表した。ミクシィと同様にサービスも来年1月をメドに始める。と日経新聞に記事がありました。

 

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)会員数

  • 1位 ミクシィ  1741万人  (2009年6月末時点)
  • 2位 グリー  1512万人   (2009年8月末時点)
  • 3位 DeNA  1510万人  (2009年8月末時点)

 

上記のSNSは特に有名で、多くの方がさまざまな分野の話題を設定して相互にコミュニケーションを行っていることは聞いておりました。この仕組みそのものを、組織内でSNS環境を整えて社内コミュニケーション活用に利用している会社も増えてきております。

当社におきましても社内のスタッフを対象に社内SNS(SNSの社内版)として既に利用しており、東京、大阪、福岡と事業所が分かれていてもSNS環境ではその距離は全く意識させません。社内でも新しいコミュニケーション手段として、これから利用が加速されると思いますが、日経新聞でも取り上げられる記事となり、既に多くの方々に利用されており、これからも会員が伸びて行くものと思われます。ご興味のある方にはご紹介して参ります。

ぼくでも乗れるぞ「高級外車」

今日の日経新聞「消費の現場」にこのようなタイトルが目に留まった。

僕の愛車はBMW、ベンツ...コンパクトカーに人気が集中しており、販売が振るわない高級輸入車の状況となっている。

幼児向けでは快走しており、独BMWの日本法人が扱うBMWの乗用車玩具は前年比2倍の売れ行きとなっており、メルセデスベンツ日本のベンツの乗用玩具も前年比1割の売り上げ増となっている。いずれも欧州から輸入、各地のディーラー店舗などで販売している。

ライトの形状やホイールカバーのデザインなど細部も本物そっくり。店では「子供より親の方がハンドル操作感に夢中になる」光景も見られるとのことである。価格はBMWが1万4700円でベンツが4万6200円と一般的な乗用玩具車に比較して1ケタ高い。だが、子供や孫、友人の子供用に買い求める人が目に付く。

「不況下でも家族や友人へのプレゼントは底堅い」(博報堂)ことを示す一例と言えそうである、と記事に載っている。確かに高級外車には届かないもののお子様のいる方や孫へのプレゼントとしてはセンスの良い玩具商品でポイント稼ぎにはもってこいのアイデアと思います。売上が伸びるのもわかります。