新車販売ランキング・トップ10
自動車業界団体がまとめた2009年10月の新車販売ランキング(軽自動車含む)が発表され、5ヶ月連続で首位となったトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」をはじめ、環境車や小型車が上位に並んだ。5000台を超える販売を記録したのは合計19車種となり、前年同期比の15車種から増加している。エコカー減税を受けた売れ筋車種のすそ野が広がってきた、と今日の日経新聞の記事です。
2009年10月の新車販売ランキング 順位・社名・販売台数(前年同月比)
- プリウス(トヨタ) 26,981 (4.2倍)
- フィット(ホンダ) 15,444 (26.7)
- ワゴンR(スズキ)軽 15,067 (-1.2)
- ムーヴ(ダイハツ)軽 13,021 (-30.8)
- ヴィッツ(トヨタ) 12,416 (26.0)
- パッソ(トヨタ) 10,575 (70.8)
- タント(ダイハツ)軽 10,445 (-22.0)
- ミラ(ダイハツ)軽 10,418 (56.2)
- フリード(ホンダ) 9,147 (13.8)
- パレット(スズキ)軽 8,769 (65.5)
10月の総販売台数(軽を含む)は4.4%増加して、2ヶ月連続でプラスとなった。これまではハイブリッド車など一部車種に人気が集中する傾向があったが、10月は幅広い車種で販売台数が上向いた。
多数が乗れるミニバンでは、トヨタ「ヴォクシー」が販売を54.2%伸ばし11位、日産自動車「セレナ」73.6%伸ばして13位となった。メーカー各社が減税対象車を拡充した効果となっている。
一方、減税や新車購入補助金の額が少ない軽自動車は苦戦が続いている。減税効果で登録車(660cc超)への需要シフトが進んでいる状況です。
輸入車を見ると、日本自動車輸入組合(JAIA)のまとめた10月の輸入車販売台数(速報値)は前年同月比22.7%減の1万1390台18ヶ月連続の減少となっている。10月単月では1988年以来21年ぶりの低水準でピーク(1996年3万3550台)の1/3に落ち込んでいる。これもエコカー減税や新車購入補助金の対象者が少ないことが影響しているもようで、苦戦している状況です。ブランド別ではドイツ・フォルクスワーゲン(販売台数は2420台で23%減)が13ヶ月連続で首位となっている。JAIAは通年でも17年ぶりに20万台を下回りそうなペースとコメントしています。
エコカー減税の効果はあるものの、本格的な需要回復ははまだまだのようです。


