アーカイブ

2009 年 12 月 のアーカイブ

日経新聞から:データ2009まとめ

今年9月から始めたブログ(ブレークタイム)皆さんのご購読ありがとうございます。今年最後の投稿となりますが、今日の日経新聞(本日27ページ)はページ数も昨日30日より4ページも少なく私の目に留まる記事も無いので、正月元日版に力を入れていることと思いますので期待しましょう。

今年は日米で政権交代があり、アメリカの変化で明け日本の変化で暮れた感じすが、日経新聞に2009年の経済話題がありましたので、忘備録として記録しておきたいと思います。

日経新聞 データ2009 (12月31日)

 

 

  • 歴史的な政権交代  8月30日の衆院選で民主党が圧勝し、歴史的な政権交代を果たした。自民党が大勝した2005年の優勢選挙と正反対の結果となった。新首相には民主党の鳩山由紀夫代表が就任。民主党は参議院では単独過半数に届かないため、社民、国民新の両党と連立を組んだ。

     衆院選の獲得議席数

     2009年  民主党  308   自民党  119

     2005年  自民党  296   民主党  113

     2003年  自民党  237   民主党  177

     2000年  自民党  233   民主党  127

 

  • 成長回復も雇用厳しく 先進国経済は最悪期を脱し、プラス成長に戻った。日本の実質国内総生産は(GDP)は1~3月期に前期比年率で11.9%減と歴史的な落ち込みを記録したが、4~6月期からプラス成長に転じた。ただ前年同期の水準は下回る。 景気の実感に近い名目成長率はマイナスが続く。失業率は7月に過去最悪の5.7%に上昇。消費者物価指数は変動の大きい生鮮食料品を除いた総合指数で3月からマイナスとなり、政府は11月にデフレ宣言した。

 

  • エコカー普及元年 需要蒸発やデフレに産業界が苦しむ中、ハイブリッド車などエコカーの普及元年となった。政府補助を受けハイブリッド車の販売台数は4月から急増。国内新車販売の1割を占めた。大型車中心のクライスラー、ゼネラルモーターズが経営破綻した。

 

  • 中国経済、高度成長続く 金融危機を受け4兆元(約53兆円)の景気刺激策を発動。大規模な公共事業が企業の生産活動に火をつけ工業生産が急回復。7~9月の実質成長率は8.9%まで持ち直した。国内総生産は世界2位の日本に迫っている。政府の購入優遇策で新車販売も急拡大している。1~11月の新車販売台数は前年同期比で42.4%増の1223万台に達した。通年では1300万台を超える見通しで、米国を抜いて世界最大の自動車市場に躍り出た。

 

  • 株式日経平均: 10546円44銭  日本円1ドル: 92円12銭  (2009年12月31日終値)

以上となります。 ありがとうございました。 寅年は良い年になりますことを期待して! 

では、良いお年を...

カテゴリー: ブレークタイム

雷が多いとキノコの収穫が倍増

「雷が多い年はキノコが豊作」という言い伝えをヒントとして、高電圧を加えて収穫を増やす実験をしている記事がありました。言い伝えを検証することで新しい変化の話題が出来ていろいろと期待が広がります。日本経済にも雷を落とすと、経済の伸びも倍になると嬉しい話題ですが...

実験は人工的に落雷した状態をつくり出してキノコの収穫を増やす研究という。シイタケに適度な高電圧をかけることで、通常の栽培方法と比べて収穫量が倍増する実験結果が出ており、野菜への応用も視野に実用化が期待されている。

蓄電器4台を使用して特殊な装置を開発して、収穫の1ヶ月前から2週間前のほだ木や菌床に1千万分の1秒間、5万~10万ボルトの高電圧をかける作業を実施した。2006年から盛岡市の森林で実施した結果で、電圧をかけない栽培との比較で収穫の差を比較した。

収穫量の比較(収穫量の倍数は、通常の栽培収穫量に対する)

  • シイタケ    2倍
  • ナメコ     1.8倍
  • ハタケシメジ 1.3倍

実験結果からキノコの種類ごとに収穫量が増える適度な電圧が存在することが判明した。大幅な増産に成功したシイタケでも電圧によっては収穫が増えなかった結果もあり、マイタケの場合は死滅となり、マツタケはどの電圧でも「効果なし」という結果となった。

詳細なメカニズムは解明されていないというが、キノコの菌糸が分泌するたんぱく質や酵素は高電圧を受けて一度減った後、大幅に増加していた、という。これは強い刺激で危機感を感じた菌糸が子孫を残そうとして成長を促進すると考えらるという。

カイワレ大根などでも同様の実験を行い、発芽が早まるなどの結果を確認している。岩手大高木准教授は、他の野菜にも応用して農産物の生産性に向上につながることを期待しているという。

3つの「R」で賢くムダ減らし

今年は景気後退で一段と消費が冷え込んでいるというが、来年のビジネスはこの3つRに結びつくビジネスは盛り上がりそうな予感がします。Repair:リペアの修理、Reuse:リユースの再利用とRental:レンタルの賃貸の3個のキーワードです。

Repair:リペア(修理)

クリーニングの白洋舎はクリーニングではなく、ブーツの汚れ落しとすり減ったかかとの張替え、この他に衣類のサイズ直しやファスナーの取替えのサービスが好調と言う。11月の利用は1万9000件と前年同期比1割増加している。

Reuse:リユース(再利用)

携帯電話も今年は修理に出す人が多い。NTTドコモは点検サービスも新設し無料で携帯電話の汚れを落としてくれる、問題点があればすぐに修理に回せる点が加入者に人気という。端末機代が高くなったので、長く使う人が増えているためだ。4ヶ月で利用は138万件あった。

意外なのが、ボールペンの再利用。三菱鉛筆の「ジェットストリーム」は替え芯の11月の売上が前年比3倍も伸びたという。不況で職場での備品購入費が減り、会社員が文具店で替え芯を購入する需要が増えたためである。

シャンプーは詰め替えが主流。シャンプー・リンスの販売額に占める詰替え商品の割合が9~11月に65%となり、前年に比較して6ポイント上昇という。

Rental:レンタル(賃貸)

新品家具のレンタルサービスが順調のようだ(フォー・ディー・コーポレーション)。結婚などで家具をそろえるときに費用を抑えたい夫婦らが利用している。3年4ヶ月以内なら購入するより安くなる価格設定にしてある。

高級ブランド品のレンタル(Cariru)も12月までの4ヶ月間で会員数が3100人と倍増した。シャネルのバックの場合、結婚式の前に立ち寄る女性が多い、また1ヶ月間借りて通勤に使うOLも目立つという。

エコ対策・自然エネルギーの種類

エコ対策の話題で自然エネルギーの話題がさかんとなっているが、発電方法には工夫がありますね。その長所と短所に関する比較が出ていたので(当たり前と言えばそれまでですが...)まとめてみました。

自然エネルギーの比較 (自然エネルギー・長所・短所の順)

  • 風力   長所:発電コストが割安           短所:天候により発電が左右
  • 太陽光  長所:家庭など小規模施設に設置可能 短所:夜間は停止で低効率
  • 太陽熱  長所:蓄熱で夜間も発電可能       短所:大規模設備が必要
  • 地熱   長所:発電量が安定             短所:適地が限定される

太陽光・風力や地熱など自然界に無尽蔵に存在するエネルギーで、発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、温暖化対策の一環として導入機運が世界的に高まってきています。

現在、最も普及しているのが風力発電で、2008年末の発電能力は太陽光発電の8倍となっている。自然エネルギーの中では最も発電コストが安いという。しかし、発電量が安定しないという短所もある。

太陽光発電は、光が当たると電気が生じる薄い半導体(太陽電池)の表面に太陽光を当てて発電する仕組みである。発電設備のコスト低下で、今後の普及に弾みがつきそうな状況となっている。

太陽熱発電は、太陽光を鏡で集めセ氏380~600度の高熱で水を沸騰させる。その水蒸気でタービンを回して発電する方法だ。2013年には太陽光の1~2割程度の市場になると見られている状況のようだ。

ユニクロがセブン&アイを超える

ユニクロの人気が売上の伸びとなり低迷しているスーパーに対して企業の市場価値として時価総額が逆転した。人気の企業は株式市場でも人気株高となっていますね。今年は経済の構造変化が起こった年ですが、寅年はこの経済構造変化が鮮明になるように思います。

2009年の株式市場で企業の市場価値を示す株式儀か総額の逆転が相次いでいる。株式市場での選別眼は厳しさを増している、と日経新聞に記事がありました。

2009年に時価総額が逆転した企業(一時逆転も含む) (企業名・株式時価総額・前年比・コメントの順)

  • デフレで明暗  低価格チェーンの株価が上昇・百貨店などが苦戦

      好調  ファーストリテイリング 18,414 (34%)  低価格衣料の販売が伸びる

      苦戦  セブン&アイ      17,258 (-38%)  スーパー・百貨店が低迷

  • ネットで優勢   パソコンなどで価格を調べながら割安商品を買う消費スタイルの浸透

     好調   楽天           9,152 (23%)   電子商品取引の売上が伸びる

     苦戦   イオン          6,019 (-16%)   総合スーパーが不振

  • アジア開拓で差   成長が続くアジアで収益を伸ばす・内需依存型企業の低迷

     好調    ヤクルト        4,969  (48%)  飲料ヤクルトが中国で好調

     苦戦    大正製薬       4,864  (-15%)  ドリンク剤が国内で不振

小売においては、デフレ対応は給与所得の減少で消費者の節約志向は一段と鮮明になっている。その波に乗っているかどうかがポイントとなっている。また、国内不況が続く中でも、ネット利用者の増加を背景にネット関連企業の収益が好調となっている。自宅で消費を楽しむ「巣ごもり消費」の広がりで、ECサイトが人気となっている。最後はアジア開拓であるが、景気回復で先行する新興国の需要を取り込んだ企業も市場の評価が高い状況となっている。