ネクタイの歴史と技術革新

2009 年 12 月 14 日 今井 明徳

鳩山首相が愛用している金色のネクタイが人気で、今年9月は金色のネクタイだけで数十本も販売した、と言う。西陣織において鮮やかな金色を出せるようになったのも技術革新の賜物と胸を張っている。技術的にいうと、美しい色や柄を出すのは横糸で、以前は縦糸と横糸の割合が半々しかできなかったが、昨今は機械の改良により横糸の割合を9割まで増やすことが可能になったため、という。

ネクタイの歴史をみると、起源は17世紀クロアチアの兵士が首に巻いたスカーフだそうだ。日本人で初めてネクタイを締めたのはジョン万次郎だと言われており、大正時代から一般にも普及し始めたという。

 

ネクタイの歴史

  • 1920年代    ネクタイが一般市民にも浸透し始める。
  • 50~60年代  アイビーファッションが流行し、5~6センチ幅の細いネクタイが人気になる。
  • 70年代     明るい色実で10~12センチの太幅ネクタイが流行となる。
  • 80年代     ストライプや無地の後、ペーズリーが流行。海部首相就任で水玉に脚光。幅は再び細めとなる。
  • 90年代     太めの幅に、色はパステルカラーが注目される。後に黄色など派手めが流行る。
  • 2000年代   明るく淡い色やピンクが人気。最近は若者中心に細めが流行となる。

ネクタイ市場の面から見ると、高度経済成長の波に乗り拡大してきたネクタイ市場であるが、バブル崩壊した91年をピークに減少傾向が続いている。90年代後半に一時期盛り返したが、その後縮小となっており、2006年は91年に比較して3割減っている。その主な理由は以下の内容となる。

 

ネクタイ減少の主な理由

  • クールビズによるネクタイをはずす運動
  • カジュアルフライデーなどノータイ企業運動
  • カジュアルな服装で勤務可能する企業が増加
  • パート・アルバイトなど非正規雇用者の増加

ネクタイ市場縮小は今後も進み、歯止めをかけることは難しい市場のようである。ブランド化などによる利益確保やネクタイ製造ノウハウを他の商品製造に応用する工夫など、あるいは事業構造の転換を図るなど厳しい状況にあるようです。

参考サイトを掲載しました。
ネクタイ – Wikipedia   ネクタイの歴史に関する説明があります。
ジョン万次郎 – Wikipedia 日本人で初めてネクタイをしたの説明は無いですが...

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