凍死は零度でなくても起ってしまう
2009 年 12 月 15 日
山で遭難すると、凍死で亡くなる人が出てくる。凍死を辞書で調べると「こごえ死ぬこと」などと説明がある。凍死というと極寒の中で体温が0度、あるいは0度以下になって凍死に至ると思われている。私自身もそのように思っていたので、少々説明してみました。
人間は体温が27度になると凍死する、そうである。裸で雪の中を走り回っても、冬の寒空で寒中水泳する場合でも短時間であれば凍死することはない。これは気温や周りの環境が低い場合でも人間の体温は37~38度に保とうとして活動している状態となっている。逆に外気温が10度あっても酒に酔って戸外で眠ってしまうと凍死することもある。
医学的に言うと、人間の体内には相当分の水分があり、水分子が常に運動しているが、水分子の運動が止まることで生体反応を停止させてしまう、という。細胞内の水が凍るレベルではないが、この状況で凍死することとなる。
高温の場合はどうかというと、体温が45度で水分子の構造が変化して生命活動が維持できなくなり、やはり高温でも死んでしまう。これは人間だけでなく全ての哺乳類に対して37~38度が生存するための最適温度と言われている。
27度と45度の中間は36度となり、人間の場合36~37度が平熱と見られています。実際には、風邪などで38度となると正常にはいられなくなるし、39度になると本当に死ぬ思いをすることとなってしまいますね。この1度の違いに対してデリケートなのが人間の体であることがわかりました。
ネット検索「凍死」で調べてみました。詳細を知りたい方はご覧下さい。


