ユニクロがセブン&アイを超える
ユニクロの人気が売上の伸びとなり低迷しているスーパーに対して企業の市場価値として時価総額が逆転した。人気の企業は株式市場でも人気株高となっていますね。今年は経済の構造変化が起こった年ですが、寅年はこの経済構造変化が鮮明になるように思います。
2009年の株式市場で企業の市場価値を示す株式儀か総額の逆転が相次いでいる。株式市場での選別眼は厳しさを増している、と日経新聞に記事がありました。
2009年に時価総額が逆転した企業(一時逆転も含む) (企業名・株式時価総額・前年比・コメントの順)
- デフレで明暗 低価格チェーンの株価が上昇・百貨店などが苦戦
好調 ファーストリテイリング 18,414 (34%) 低価格衣料の販売が伸びる
苦戦 セブン&アイ 17,258 (-38%) スーパー・百貨店が低迷
- ネットで優勢 パソコンなどで価格を調べながら割安商品を買う消費スタイルの浸透
好調 楽天 9,152 (23%) 電子商品取引の売上が伸びる
苦戦 イオン 6,019 (-16%) 総合スーパーが不振
- アジア開拓で差 成長が続くアジアで収益を伸ばす・内需依存型企業の低迷
好調 ヤクルト 4,969 (48%) 飲料ヤクルトが中国で好調
苦戦 大正製薬 4,864 (-15%) ドリンク剤が国内で不振
小売においては、デフレ対応は給与所得の減少で消費者の節約志向は一段と鮮明になっている。その波に乗っているかどうかがポイントとなっている。また、国内不況が続く中でも、ネット利用者の増加を背景にネット関連企業の収益が好調となっている。自宅で消費を楽しむ「巣ごもり消費」の広がりで、ECサイトが人気となっている。最後はアジア開拓であるが、景気回復で先行する新興国の需要を取り込んだ企業も市場の評価が高い状況となっている。


