小売大手・ネットスーパー急拡大

2010 年 2 月 14 日 今井 明徳

 

景気低迷により業績が振るわない小売スーパー業界も2桁成長を続けるネット販売の手法を取り入れネットによる販売を拡大するという話題です。ネットスーパーの特徴は、インターネットで注文する点は同じであるが、ネット販売との違いとして注文品を顧客の近くにあるそのスーパーの店舗から即日に配達してくれる点である。これは消費者にとって極めて便利な仕組みと思いますね。ネットスーパーに電話対応も含めることで、高齢者や忙しい主婦層の方を中心に確実に顧客は増えると思いますね。日経の一面に記事がありましたので紹介します。

 

大手小売行がインターネットを利用した販売を拡大する。店舗を生かした販売手法が特徴で、イオンは店舗商品を自宅に届けるネットスーパーの実施店舗を2011年2月期に2倍に増やす。セブン&アイ・ホールディングスはネットスーパーの拡充や通販の強化で1千億円超に年商を伸ばす計画。店舗販売が縮小する一方、ネット販売は2ケタの成長が続く。国内店舗に依存した小売の競争も様変わりしそうだ。

(中略)

インターネットの利用者数は約9千万人(総務省)に達し、ネット消費は急増している。野村総合研究所によると、消費者向け電子商取引の国内市場規模は2009年度(予測)の6兆5744億円から、5年後の2014年度には1.8倍の11兆9573億円まで拡大すると予想する。

国内のスーパーや百貨店の売上高は5%程度のマイナスが続く。ネット事業ではアマゾンジャパンや楽天など専業に比べて認知度が低いため、店舗利用という優位性を生かしたサービスで利用客を増やしていく考えだ。

 

各社のネット事業の取り組み
 

セブン&アイ ネット事業全体の売上高を2012年2月期に1000億円超に拡大
イオン ネットスーパーの売上高と実施店舗を2011年2月期倍増
サミット 住友商事と組んで昨秋からネットスーパーを開始
丸 井 2010年3月期に通販事業の売上高が200億円越す見通し
青山商事 ネットで注文したスーツを店舗ですそ直しするサービスを提供

 

ネットスーパーの特徴

顧客からインターネットで注文を受けて、店舗から届けるサービス。日用品だけでなく野菜や肉などの生鮮品も含めて店舗と同様の品ぞろえと価格で、最短で数時間で届くのが特徴だ。送料は会社によって違うが、おおむね数百円で、一定額以上購入すると無料になるケースも多い。イトーヨーカ堂や西友が先行して始めて、イオンも急速に拡大し、全国に広がってきた。

ネットスーパーの市場規模

働く主婦などの利用が多く、外出をhかえる「巣ごもり消費」の傾向も追い風だ。新型インフルエンザの流行時も急増した。市場規模は、2009年に食品の販売だけでも前年比25%増の約280億円に達したもようで、日用雑貨も含めれば、今後1~2年で市場は500億円規模に拡大する公算が大きい。(日経 2/14)

 

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