ネット通販・主要7社の営業増益一覧

2010 年 2 月 25 日 今井 明徳

先般よりネット通販の業績が好調とのブログに書いていますが、各社共に増収増益と拡大していることて市場規模はそれ以上に広がっているように思います。消費者もネット通販を利用することにも慣れて、ますますネット通販の市場規模は消費者の利用も増加し需要側も新規参入で拡大して行きますね。各社の業績や会員数など出ていましたので掲載しました。

 

「巣ごもり」「販促需要」追い風に

消費関連サイト運営企業の業績が拡大している。楽天、カカクコムなど主要7社の2009年度は全社が前年度比で営業増益になる見通しだ。背景にあるのが節約志向。消費者が手ごろで低価格な送品を求めて通販サイトを利用する頻度が増加。顧客離れを防ぎたい小売り、外食産業が集客手段としてネットを活用したこともネット勢への追い風となる。

巣ごもり消費の影響が直接出たのが通販サイトだ。楽天が運営する楽天市場の出店店舗数は2009年12月末までの1年間で21%増加し、2009年12月期のサイト運営事業の営業利益は前の期比39%増加した。価格が下がっても集客で数がさばける、とネット利点を生かしたい店舗が通販サイトに集まっている。店舗拡大が商品検索で探せる物品の広がりにつながり、利用者増をもたらす。衣料品つ半のスタートトゥデイも著名ブランドの出店が相次ぎ利用者が増加。1月の商品取り扱い高は前年同期比2倍以上に膨らんだ。

店舗ごとの価格情報などを掲載し、通販サイトに消費者を誘導する比較サイトも好調だ。カカクコムの主力サイト「価格.com」では有料で価格情報を掲載する企業が増加。2009年10~12月期にサイト経由の商品販売は耐久財、消費財共に過去最高だった、という。

カカクコムでは利用する企業の増加受けて、3月には掲載サイトに誘導した際の課金単価を引き上げる。月間で2500万円程度の増益効果を目指す。

飲食店やメーカーなど企業の販売を支援するサイトでは、ぐるなびやクックパッドが好調だ。外食不振のなか集客効果を期待して、ぐるなびに店舗情報を掲載する飲食店は5万店を超えている。レシピサイトを運営するクックパッドでは、食品メーカーから自社製品の販促企画掲載の申し込みが増えている。

市場では一段のネット通販拡大を予想する声が多い。EC化率(消費全体に占めるネット消費の割合)は米国と比べると半分程度で、まだ伸びる余地がある、との指摘もある。

消費関連サイト主要7社実績
(2009年年度)

 

(注)単位百万円。カッコ内は前年同期比伸び率、売上高、営業利益は会社予想、
楽天は実績。クックパッド、一休は単独。掲載店舗数は2009年12月末現在。
社名 決算期 売上高 営業利益 サイト掲載
加盟店数
種別
楽天 12月 298,252
(19%)
56,649
(20%)
31,831
(21%)
通販サイト
スタートトゥデイ 3月 16,300
(52%)
3,120
(42%)
146
(51%)
通販サイト
カカクコム 3月 12,900
(33%)
5,200
(33%)
64,498
(41%)
比較サイト
比較コム 6月 933
(29%)
121
(黒字転換)
657
(3%)
比較サイト
ぐるなび 3月 23,482
(17%)
4,512
(15%)
50,646
(6%)
集客・
販促支援
クックパッド 4月 2,043
(89%)
955
(2.3倍)
100社弱 集客・
販促支援
一休 3月 2,849
(7%)
1,389
(1%)
1,193
(10%)
集客・
販促支援

 

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