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2010 年 3 月 18 日 のアーカイブ

衣料品専門店2009年度売上高

 

百貨店やスーパーの業績が低迷している一方で、ユニクロなどの衣料品専門店が成長している。成長しているのは自社で製造から販売まで手がけている企業となっている。顧客のニーズも多様化している中で、企画から生産・販売までを数週間で行えるスピードが業績に反映しているようです。その意味でターゲットを絞り込み生産から販売まで手がける手法が世界的にも勝ち組手法になっていますね。

 

世界の衣料品専門店2009年度売上高ランキング

世界の衣料品専門店大手の2009年度通期決算が17日、出そろった。売上高で首位に立ったのはヘネス・アンド・モーリッツ(H&M、スウェーデン)で、先進国と新興国の双方で旺盛な出店を続け、2位以下を引き離した。主力の「ZARA(ザラ)」を展開するインディテックス(スペイン)が2位に入り、老舗の米ギャプは米国での店舗閉鎖などが響き2位から3位に転落した。

衣料品専門店は流行を反映した手ごろな衣料品の販売で世界的に成長するSPA(製造小売り)が終身。中産階級の所得の伸びが見込める中国やインドなどシェア拡大を競い合っている。日本ではユニクロを運営するファーストリテイリングが代表格で、世界市場では5位だった。

首位のH&Mは大量出店をテコに、高成長を維持。2009年11月期は1年で250店舗を純増させ、当初計画より11%上積みした。2009年にロシアやレバノンに初進出し、今年も韓国に1号店をオープン。同社は店舗数を「1年間に10~15%増やす」という中期目標を設定しており、今期も240店の純増を見込む。

ザラのインディテックスは2位に後退したが、ロシアや中国での大量出店が寄与し、2010年1月期は海外売上高が全体の68%と前の期より2ポイント上昇した。同社は進出国が74カ国とH&M(37カ国)などを圧倒する。中印のほか、ブルガリアなどに生産拠点を張り巡らせ、企画から生産・販売まで数週間で完結するスピードを強みとする。

対照的にギャップ、リミテッド・ブランスの米国勢2社は減収。ともにSPAの草分け的存在だが、グローバル化の遅れが響いている。

3位に後退したギャップは売上高の7割強が米国。カジュアル衣料ギャップ、やや高価格帯のバナナ・リパブリックなどの既存売上高はマイナスが続く。このため2011年1月期も北米だけで70店を閉鎖する見通し。出店から閉鎖を差し引くと、全店で45点の純減になる計画で、売上高の面でもマイナス成長が続きそうだ。(日経 3/18)

世界の衣料品専門店売上高ランキング
(2009年)

(注)売上高の単位は百万ドル。為替レートは2008年末と2009年末での時点のレートで換算。
決算期はH&Mが11月期、ファストリが8月期、それ以外は1月期、店舗数は直近の期末時点
順位 企業名 国名 2009年度
売上高
2008年度
売上高
店舗数
1位(3) H&M スウェーデン 16,586 13,379 1,988
2位(1) インディテックス スペイン 15,884 14,688 4,607
3位(2) ギャップ 米国 14,197 14,526 3,095
4位(4) リミテッド・ブランズ 米国 8,632 9,042 2,971
5位(5) ファーストリテイリング 日本 7,354 6,459 2,258

 

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