スマートフォン対決激化

2010 年 6 月 9 日 今井 明徳

 

アップルとグーグルの話題が製品の市場投入で激しくなってきた感じです。昨年来、アップルとグーグルが戦略を公表してきましたが、ここに来てグーグルのアンドロイドOSの実製品が市場に投入されることで市場の評価に両社の主張がゆだねられることになるようです。アップルは既にiPod、iPhone、iPadと人気商品を市場に出し評価されておりますが、対抗するグーグルは「アンドロイド」OSをベースにしたスマートフォンが今回、韓国企業から発売されます。この状況から日本の携帯市場は世界から閉ざされた市場のようです。これから2010年代の新時代を牽引する多機能携帯端末として、世界レベルでのスマートフォン市場の動向が注目されます。私も興味深く注意して見て行きたいと思います。

スマートフォン対決激化 iPhone VS グーグル携帯

「初代機以来、最も大きな飛躍」アップルのスティーブ・ジョブス最高経営責任者は6月7日、サンフランシスコ市内で「iPhone4」をこう紹介した。

iPhone 高精細動画も撮影

高精細な液晶パネルやビデオ通話ができる機能を搭載。タブレット型の新型情報端末「iPad(アイパッド)」と連携し、電子書籍などのソフトも共有できる。日本ではソフトバンクが6月24日に発売するが価格は未定。

アップルは新製品発売に合わせ、携帯向けのインターネット広告「iAd(iアド)」の配信を始める。ネット広告分野でも最大手のグーグルとの競争が本格化する。

グーグル携帯 サムスンが新端末

一方、サムスン電子が6月8日に発表したスマートフォン「GALAXY S」は4型の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)のタッチパネルを採用。グーグルのOS「アンドロイド」を搭載した。今月中うにまず韓国で発売。すでに世界で100万台の予約を受けており、日本にもNTTドコモを通じて今秋投入する。

サムスンは半導体や有機ELパネルなど基幹部品を内製できるのが強み。ソウルしないで記者会見した申宗均(シン・チョンギュン)無線事業部長は「スマートフォンの新標準を提示する」と巻き返しを誓った。

米調査会社IDCによると2009年の世界のスマートフォン市場は前年比15%増の1億7420万台。最大手はノキア(シェア38.9%)で、2位はカナダのリサーチ・イン・モーション(同19.8%)。3位のアップル(同14.4%)は2009年6月に発売した「iPhone 3GS」の大ヒットで勢いがある。

アップルとグーグルは、昨年までグーグルのエリック・シュミットCEOがアップルの社外取締役を努めるなど親密だった。だがグーグルがスマートフォン向けに独自のOSを開発。「我々が対抗しているのではなく、彼ら(グーグル)が挑んできた」(ジョブスCEO)と対決姿勢を強めている。

グーグルのOSを採用する端末メーカは叙情に増えている。米モトローラは昨年11月に「ドロイド」、英ソニー・エリクソンは今年4月に「エクスペリア」の名称でそれぞれアンドロイド端末を投入。グーグル自らも1月から「ネクサスワン」(台湾HTC製)の名称で販売に乗り出している。シャープやNECもアンドロイド搭載端末の出荷を予定している。(日経 6/9)

スマートフォンの新製品比較
 

  米アップル 韓国サムスン電子
製品名 iPhone4 GALAXY S
基本ソフト iOS4
(アップルが開発)
アンドロイド
(グーグルが開発)
厚さ 9.3ミリ 9.9ミリ
タッチパネル 3.5型液晶 4型有機EL
ソフト 世界90カ国で22万5千種類以上のソフトを配信 ソフトを購入できるストアを80カ国で
日本での
発売時期
2010年6月24日 2010年秋予定

 

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