クラウド市場規模2兆4千億円へ
クラウド化は確実に進んでいるようです。2015年にはクラウド市場は2010年比で3.2倍になる予想が出されています。やはり、ITコスト削減を可能とするクラウドコンピューティングは企業にとって魅力的なシステムのひとつとなりますね。同様に新規のビジネス開拓にもなっているようです。
市場規模2兆4千億円へ スマート・クラウド研究会の報告書
日本のクラウドコンピューティング市場規模は2015年に2010年比3.2倍の約2兆4千億円に膨らむものの、米国主導で進む世界的なクラウド普及に対抗するには一段とピッチを上げる必要がある。総務省のスマート・クラウド研究会はこのほど、こんな報告書をまとめた。
同研究会の「クラウドネットワーク技術に関する市場予測、及び利活用の実態」によると、日本の2010年の市場規模は前年比92.3%増の見込まれ、2015年には2兆3698億円に延びる見通し。「クラウドサービスの普及により、現状はICTを活用していない事業者がクラウドサービスを使うようになるとして、市場規模を推計した」という。
調査では「クラウドを利用している」の比率が米国では56.2%半数を超えたのに対し、日本は14.8%ととどまり、大きく出遅れているとも指摘している。
同研究会は報告書のなかで「ICTはあらゆる社会経済活動の基盤となる戦略的分野」「クラウドサービスは今後のICTの柱の一つ」と述べ、早期に米国を追う必要があると強調した。
システムのサービス化で新規事業への進出も可能
ASP・SaaS(エーエスピー・サース)の提供は今までITサービス分野で事業を行っていなくても、蓄積した業務ノウハウを組み込んで、システム化して利用しているケースは多い。そうした企業が自社で使っている情報システムをASP・SaaSの形で外販し、新しいビジネスとして展開するケースも増えている。需要の高まりを受けてサービス提供者も多様化し、その提供領域は建設・不動産、医療・介護、自治体など業種や業界に特化したものから、財務・会計、人事・給与、SFA、顧客管理(CRM)、生産・販売・仕入・物流、グループウエアやウェブ会議などの情報共有、ショッピングサイトなど電子商取引関連、ウイルスやスパムメール対策、ウェブフィルタリングなどのセキュリティー、コンテンツ管理などのウェブサイト構築に至るまで多岐にわたる。(日経 7/27)
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