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異常気象での被害拡大

2010 年 8 月 16 日 今井 明徳

 

今日もまた暑い日ですが、この異常気象は全世界的な規模で酷暑での干ばつや森林火災、ゲリラ雨豪雨による土砂くずれなど発生しています。過去の気象と何か違うような気もします。エルニーニョ現象の影響の他にラニーニャ現象という指摘もあります。ラニーニャは初めて聞きますが、エルニーニョ現象の逆の減少のようです。被害を列挙してみましたが、今後の政治や経済に影響しますね。

各国の被害状況 「エルニーニョ」現象が関係か

豪雨、干ばつ、森林火災...。世界各地で異常気象による被害が拡大している。作物の収穫減で食料価格の上昇が懸念されるなど経済面での影響は広がっている。被害を受けた国民の間には不満がくすぶり始めており、各国の指導部は求心力の維持に乗り出した。ただ、異常気象は今後も続くとの見方もあり、対応に苦慮する可能性もある。

各地の異常気象の原因は、偏西風の大きな蛇行や昨夏から今春まで続いた「エルニーニョ」現象の間接的な影響との見方がある。

中国では豪雨が発生したが、東京大学の山形俊男教授は「海水が温まって気象に影響を与える蓄熱効果が働き、インド洋北部の水温が高くなったり湿った風が中国に回り込んだ」ためとみている。パキスタンの洪水にも関係しているという。

エルニーニョ現象とは、太平洋東部熱帯海域の海面水温が通常より高くなる現象だが、今後は同現象と逆の「ラニーニャ」現象が起きると予想されている。山形教授は「今後のラニーニャは1年以上続く可能性もある」とみており、日本付近に今後、台風の増加や厳しい残暑をもたらす恐れもあるという。

ラニーニャ現象は、太平洋東部熱帯海域の海面水温の平均値が6ヶ月連続で基準値を0.5度以上下回った場合に気象庁が宣言する。米国などはすでに低い水温を観測している。気象庁は8月10日にラニーニャ現象の見通しを発表する予定だ。(日経 8/10)

異常気象による各国の被害状況

国・地域 被害状況
カザフスタン 干ばつにより小麦の収穫高が前年度比3割減の見通し
ロシア モスクワ郊外で大規模な森林火災
ウクライナ 干ばつにより小麦が減産見通し
東欧 ドイツ、チェコ、ポーランドの豪雨で8日までに合計10人以上が死亡
北朝鮮 7月後半の豪雨と洪水で約5600世帯が破壊
中国 甘粛省で大規模土石流が発生。330人が死亡し1100人以上が不明
インド 北部の豪雨で180人以上が死亡、500人が不明
パキスタン 洪水で死者1600人以上。穀倉地帯にも打撃

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