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太陽電池・LED台湾勢が台頭

2010 年 8 月 31 日 今井 明徳

 

太陽電池やLEDの生産に関して日本が圧倒的なシェアを持っているが雲行きが怪しい感じがする。もう太陽電池やLEDは特殊技術ではなく一般的な製造技術で対応できるようになってきている。過去に半導体生産を韓国や台湾に圧倒されたが、現在は太陽電池やLEDも同様の状況になってきている。シャープや三洋電機も余裕は無い状況となっているので次の一手は台湾企業と提携して生き残りをかける方法でしょうか

太陽電池とLED 日本勢一段と競争が厳しく

台湾で太陽電池、発光ダイオード(LED)産業が急成長している。高い競争力を持つ半導体の製造技術を転用する形で新興メーカーが生まれ、太陽電池は中国と並ぶ世界シェアで日本に次ぐ2位に立った。世界的な環境投資の増加という追い風に期待し、大手メーカも参入している。

台湾経済部(経済産業省)傘下の工業技術研究院によると、2010年の台湾の太陽電池の生産額は前年比46%増の1512億台湾ドル(約4千億円)となり、LEDも同43%増の800億台湾ドルに達する見通し。

シャープ・三洋など 新興勢力と提携急務

台湾メーカーの台頭で、太陽電池と発光ダイオード(LED)で世界をリードしてきた日本勢は一段と厳しい競争にさらされそうだ。台湾の新興メーカーを生産委託先として抱え込むなどの提携戦略を早く進めなければ、また得意な産業分野を失いかねない。

台湾で太陽電池、LEDが急成長している背景には、世界的な競争力を持つ半導体産業の存在がある。いずれも半導体と同じシリコンウエハーから製造するため、技術の蓄積を生かせるからだ。

経営手法でも、巨額の増産投資を次々と決断し、世界シェアを一挙に拡大してきた半導体産業の成功を踏襲。台では太陽電池とLEDが半導体。液晶パネルに続く「1兆台湾ドル産業」に育つと期待する声も強まっている。

太陽電池、LEDはともに日本のシャープや三洋電機、日亜化学工業などがリードしてきた分野。しかし、製品が汎用化した段階でも技術力を過信する経営を続ければ、韓台勢に主導権を奪われた半導体や液晶パネルのてつを踏みかねない。

日本勢が生き残る道の一つが、半導体メモリーのDRAMで台湾勢とうまく協力関係を築いたエルピーダメモリーの手法。技術的な優位を維持しながら資本も含めた提携関係を築き、生産を台湾企業に任せるやり方だ。(日経 8/30)

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