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2011 年 1 月 のアーカイブ

米IT大手クラウドで稼ぐ

 

米IT大手の第4四半期の決算が発表されました。売上の上位企業の中では全社とも大幅に過去最高という売上高を出しているにも関わらず、マイクロソフトだけは減益となっています。マイクロソフトはウインドウズOSと関連するソフトが現在も主力ビジネスでパソコンの出荷台数に比例するビジネスモデルになっているため、昨年半ばからタブレット端末の普及によりパソコンの出荷台数が微増レベルに減少したため、ウインドウズソフトの出荷本数が伸びなかったことですね。今年はタブレット端末とパソコンの出荷台数を見ていきたいと思います。

米IT大手クラウドで稼ぐ パソコン依存度で明暗

マイクロソフト(MS)やアップルなど米IT大手8社の2010年10~12月期決算が出そろった。高機能携帯電話や多機能携帯端末、インターネットを介して機能を利用するクラウドコンピューティングが普及。8社のうち、IBMなど6社で売上高が過去最高となり、5社で最高益を更新した。一方、2番手や改革と上の大手は苦戦。「パソコン一本足」からの脱却度合いによる二極化が加速している。

環境変化を象徴したのはMSだ。主力の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」以外にも、業務用ソフト「オフィス」やゲーム機「Xbox360」、クラウド分野の事業などを拡充。売上高は前年同期比5%増のとなって、過去最高を更新した。

一方で純利益は微減益だった。減益は5四半期ぶり。米調査会社IDCによると、昨年のパソコン世界出荷台数は前半こそ前年同期比20%増の勢いだったが、後半に失速。10~12月は2.7%増にとどまった。MSの稼ぎ頭「ウィンドウズ」部門は大幅な減収減益に陥り、全社の純利益が0.4%減った。依然としてウィンドウズ頼みの収益構造を露呈した。

昨年4月に発売した多機能携帯端末「iPad」を、全社の売上高71%増、純利益78%増につなげたのはアップルだ。「タブレット」と呼ばれる携帯端末市場を確立し、米調査会社IDCによると、昨年7~9月のタブレット市場でのアップルのシェアは87%に上る。

半導体大手インテルはネット対応と規模の大きさで快走する。ネット対応端末の増加やクラウドの普及で、データを処理するサーバーの需要が拡大。超小型演算処理装置(MPU)の販売が伸びた。

携帯電話向け半導体ではクアルコが好調。売上高は25%増、純利益は39%増でいずれも過去最高だった。四半期ベースで売上高が過去最高になったのは、IBM、グーグルなどを加えて6社。純利益は5社が最高益を更新した。

一方で半導体大手アドバンスド・マイクロ・デバイス(AMD)や、ネット検索の米ヤフーなど、競合相手に規模で劣る大手企業は苦戦を強いられ、二極化が一段と加速している。(日経 1/29)

米IT大手の業績
2010年10~12月

(注)売上高および最終損益の太字は四半期ベースで過去最高。
会社名 売上高
(億ドル)
前年
同期比
最終損益
(億ドル)
前年
同期比
IBM 290.1 7% 52.2 9%
アップル 267.4 71% 60.0 78%
マイクロソフト 199.5 5% 66.3 ▲0.4%
インテル 114.5 8% 33.8 48%
グーグル 84.4 26% 25.4 29%
クアルコム 33.4 25% 11.7 39%
AMD 16.4 0.2% 3.7 ▲68%
ヤフー 15.2 ▲12% 3.1 104%

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クラウドで経費清算を効率化

 

新しいクラウドサービスの話題です。企業活動の中で日々発生する経費の清算業務を一手に引き受けるシステムサービスです。企業は業務効率やコスト削減に向けてシステム化に取り組んでいますが、システムの開発投資が必要なく月額の利用料金で即座に利用できるようになります。いろいろなクラウドの話題が出てきています。

伊藤忠、経費清算を効率化 英社クラウド中小向けに提供

伊藤忠商事は中小企業向けに経費清算を効率化できるネットワークサービスを効率化できるネットワークサービスを提供する。ネットワーク経由で情報システムを利用できるクラウドコンピューティング型サービスを提供する英企業を組み国内企業向けに仲介する。3年後をメドに200社へ導入を目指す。

英スペンドビジョン社と販売代理契約を結んだ。サービスは営業担当者の経費の清算作業や間接部門の承認業務をシステム上で迅速に処理できるのが売り物。昨年開設した自社運営のクラウドサービスのポータル(玄関)サイトを通じ、月内に仲介を始める。

従業員200人規模の企業に導入した場合、標準的な初期費用は約100万円、利用料金は年200万円程度。企業が自前で同様のシステムを構築した場合に比べ、負担は10分の1以下という。(日経 1/28)

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ゲームや家電のネット対応加速

 

ソニーが家電製品の販売に加えてゲーム配信のサービスを手掛ける話題です。これはアップルのビジネスモデルに沿った活動をソニーも手掛けることでサービスで定常的な収益を上げようという狙いです。アップル社をみるとiPhoneやiPadの販売台数を伸ばしていることも確かですが、加えて収益に貢献しているのはアップストアの存在です。ユーザはアプリを全てアップストアを通じて有料でダウンロード(無料ソフトもあります)して自分のiPhoneで利用するわけですが、この収益は魅力的です。このコンテンツ配信に対応して次の収益の柱にしていこうという計画です。

ゲームや家電のネット対応加速 収益モデル確立急ぐ

ソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)は27日、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)などに、ゲームを配信するサービスを年内にも始めると発表した。携帯電話回線(3G)を備え、新サービスの利用が可能な携帯型ゲーム機も発売する。ゲームと通信の融合を進め、コンテンツを配信して収益を上げる事業モデルの構築を急ぐ。

ソニーがゲーム機のネットワーク機能を強化する背景には、新世代の製品に消費者を奪われているという危機感がある。テレビなどデジタル家電のネット対応を急ぎ、製品の付加価値を高める。

「市場が拡大しており無視できない」。ソニー本体の執行役EVPでもある平井一夫ソニー・コンピュータエンタテイメント社長は、スマートフォンやタブレット端末の台頭についてこう語る。

ネット接続が当たり前の端末は手軽に最新ゲームをダウンロードでき、ゲーム専用機に対抗策が急務になってきた。

ネット対応を進めるのはゲームだけではない。昨年には米グーグルと共同開発したネット対応テレビを米国で発売。テレビやパソコンなどに映画や音楽を配信するサービス「Qriocity(クリオシティ)」も欧米で順次始めている。ソニーは主力製品のテレビ、ゲームの両事業が2010年3月期まで赤字だった。生産委託の拡大などコスト削減で底上げを図ってきたが、抜本的な解決には新たな「稼ぐ仕組み」が欠かせない。

平井社長は「ソニー本体と連携してユーザーが楽しめるサービスを強化していく」と話す。タブレット端末の発売も視野に入れ、コンテンツ配信の拡大を目指す。ネットを媒介に、ハードとソフトの相乗効果を高めていけるかどうかが事業再生のカギを握っている。(日経 1/28)

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コショウ・2年で価格2倍に

 

コショウの価格が2倍になっているようです。インドや中国での消費が増加しているためのようです。新興国で所得が拡大しているのでカレーなどに使う量が増えて、日本への輸入が逼迫したためと思われます。コショウの歴史は紀元前のインドからというのは知りませんでしたね。

スパイスの王様コショウ・2年で価格2倍に

世界の料理に昔から使われてきたスパイス。新興国の需要増と産地の生産減によって輸入価格が高騰している。

全日本スパイス協会によると、スパイスとは植物の茎と葉、花以外の部分を主に乾燥させたもの。料理に香りや辛みを与え、食欲を増進させる効果があるとされる。

歴史は古く、紀元前のインドで栽培されていたとされる。中世の欧州では防腐剤として珍重され、現金代わりに使う地域もあった。マルコ・ポーロが「東方見聞録」で東南アジアを産地として紹介し、大航海時代の幕開けにつながったとの説もある。

「スパイスの王様」はコショウ。同じコショウの木でも、未成熟な実を摘み取って乾燥させると黒コショウ、熟した実の皮をとって乾燥させると白コショウとなる。世界の生産量は黒コショウが約25万トン、白コショウは約7万トンだ。

日本のコショウの輸入価格は2009年春から上昇、現在はリーマン・ショック前だった2008年春を上回っている。黒コショウは1トン6700ドル前後(船賃込み)と、2年で2倍に上昇した。白コショウは8500ドル前後と2年前より9割高い。1990年代後半以来の高値だ。

インドでは人口増と所得拡大に伴い、カレーなどに使うコショウの消費が伸びている。インスタントラーメンの普及が進む中国の需要も旺盛だ。「輸入価格の下がる要素は見当たらない」との声がある。(日経 1/26)

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ネット関連企業が人材確保急ぐ

 

ネット関連企業の採用が活発です。スマートフォンの開発やゲームの開発など、現在人気のものには需要があるので人材も必要です。楽天の場合に、440人から600人の新卒採用を増やすということですが、外国人を3割に増加することなので、実質日本人採用は増加しませんね。

ネット関連企業は人材確保急ぐ 広告ゲームなど需要拡大

日本のIT業界でもインターネット関連企業はそろってエンジニアや営業要員の採用を拡大している。スマートフォンなど新型携帯端末の急速な広がりを受け、ネット広告や通信販売、ゲームなどの需要拡大が加速しているためだ。

楽天は2011年度に600人程度の新卒採用を計画。前年度の440人から大幅に増やし、外国人の比率も1割強から3割程度に高まる見通し。

ネット広告大手のサイバーエージェントは2012年4月入社の新卒で前年比1.5倍の160人を予定。スマートフォン向けアプリケーションにも業容を拡大するなか、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」関連で100人規模の専任エンジニアの追加採用も昨年末に始めた。

市場が急拡大するSNSは、特にネットゲームのプログラマーやシステムエンジニアが不足している。大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は2011年3月末までの半年でゲーム開発者など約100人を中途採用する方針。DeNAのほかグリーはそれぞれ2010年後半、一定条件を満たす中途採用者に200万円規模の入社準備金を支給するなど、新手の獲得策も登場している。(日経 1/27)

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