回転寿司からIT寿司

2011 年 9 月 13 日 今井 明徳

 

今日はIT寿司の話題です。昔から回転寿司はシステム化の最先端をいっており、システムキッチンの元祖とも言われているようです。回転寿司のよさは、街のお寿司屋さんと異なり、寿司のファーストフード的な位置づけで安い、早い、美味いということをうたい文句に成長を続けている外食産業の一業態です。この記事をみるとこれからは回転寿司ではなくIT寿司と呼ばれるようになるかもしれません。

IT寿司 注文から暇つぶしまで考慮

子どもの持ち物で一番高価なものといえば、昔は自転車。天地真理からドラえもんまで、自転車のモチーフになれるのは一流の人気者の証だった。インターネットブームの十数年前は「インターネット自転車」なんていうのもあったけ。フレームに「Internet」と書かれているだけだったけど。

で、「IT(情報技術)」というワケのわからなかった言葉も、こんなものと合体して人気者に。「IT寿司(すし)」だ。ただし、IT化されたのは寿司そのものじゃなくて、回転寿司店の設備。「回転寿司」だって、寿司がひっくり返るわけじゃなく、設備が回転しているのだから、ま、いいのか。

IT寿司として有名な回転寿司店に出かけてみた。席の予約からしてIT。携帯電話で予約、順番の少し前にメールで知らせてくれる。外をぶらぶらしているうちに入れた店内は、さらにIT。液晶画面をタッチして注文、高速レーンで運ばれてきたり、食べた皿の枚数に応じて液晶画面でゲームが出来たり。

IT慣れしていないと、注文ひとつも簡単じゃない。くやしいんで、慣れた手つきで液晶を操る隣の席の小学生に気づかれないよう、平静を装うのも、要らないメニューを頼んじゃうわ、頼んだ料理の到着に気がつかないわと、失敗続きだ。ま、中年世代にとっては、今も昔も寿司屋は緊張スポットってことで。(日経 9/11 ライター 福光 恵)

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