タブレットに「雑誌風」表示

2011 年 10 月 18 日 今井 明徳

 

タブレット端末上で利用するアプリが広がってきた話題です。これまではタブレット端末で電子書籍を読む話題が多く見られたが、この話題はタブレット端末上でアプリを動かすと、そのアプリがインターネットサイト上の関連するニュース記事を集めてあたかも一つのオリジナルニュースサイトのように表示してくれる。これはグーグルなどの検索機能を包含した新しいコンテンツとなっています。ベンチャーキャピタルがこのようなコンテンツを提供するベンチャー企業に資金を調達する状況となっています。グーグルやフェイスブックの次のベンチャー企業が近いうちに現れそうな予感もします。

タブレットに「雑誌風」表示 記事収集アプリ花盛り

米西海岸のITベンチャー企業が、ニュースなどのコンテンツを再構成して表示する多機能携帯端末(タブレット)向けアプリを相次いで提供している。タブレットがコンテンツ閲覧に適した端末という認識が広まっているためだ。こうしたサービスの将来性に注目、ベンチャーキャピタル(VC)からの資金調達や大手企業が買収する事例も登場している。

VCから資金調達 大手が買収も

米マイクロソフト(MS)の共同創業者、ポール・アレン氏らが出資するエブリは1万5千以上のインターネットサイトからニュースを集めてキーワードごとに分類、利用者が特定のテーマに関する数多くの情報をまとめて読めるアプリの提供を始めた。

アプリは米アップルの「iPad(アイパッド)」向け。利用者は関心があるキーワードを選択して、エブリが集めた世界中のニュースを読む仕組み。交流サイト(SNS)などで共有されたニュースも取り込み、関連情報と一緒に表示するようにした。

MS出身のマイク・マクー最高経営責任者(CEO)らが設立したフリップボードは、ニュースサイトやSNSの情報を「技術」や「生活」などテーマごとに分類、雑誌のような体裁で再構成して表示するアプリの提供を2010年に始めた。アプリのダウンロード数はすでに350万に到達。同社は今春、大手VCなどから5千万ドル(約38億円)を調達し、サービスの充実に乗り出した。

ザイトは今年3月、アプリ利用者の閲覧履歴をもとに、その利用者の好みや関心に合致するニュースを優先的に配信するアプリの提供を始めた。同アプリは提供開始1週間でダウンロード数が10万を超えるなど人気を集めたこともあり、ニュース専門局の米CNNが8月に買収している。(日経 10/17)

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