これからの新しいスタイルの大学が沖縄にスタートしている。この沖縄科技大学は日本ではあまり知られていないが、世界的レベルで開かれた大学として脚光を浴びている。世界中が見守る将来の大学の姿という。それは、これまでの大学は研究室が一つの単位で学生が閉じられた中で研究活動をすすめている。これをこれまでにない開かれた形の活動を推進していくという。もちろん教授陣も全世界から集められ、授業も全て英語が公用語となっているとのことです。今後の大学のあり方を世界に発信する大学です。ノーベル賞学者をどんどん輩出して欲しいです。期待しましょう。
「日本に新風」海外が注目 沖縄科学技術大学の挑戦
沖縄で世界にも例がない新しい大学づくりの挑戦が始まっている。本島中部の恩納村に昨年11月に開学した沖縄科学技術大学院大学だ。学生や教員の半数以上は外国人で、学内の公用語は英語。学部や学科の壁もない。国際的にも学際的にも開かれた体制を目指す。
「政府の官僚的な予算配分で、新しい研究テーマに資金がつかずいらだっていた」。ノーベル生理学・医学賞の選考委員会があることでも知られるスウェーデンのカロリンスカ研究所からきたウルフ・スコグランド教授は話す。
細胞内の分子を自然に近い状態で観察できる画期的な技術を開発したが、母国では思うように腕が振るえなかった。「沖縄で新技術を創薬に生かしたい」。スコグランド教授に早速、日本の製薬企業が注目、共同研究が始まる予定だ。
沖縄科技大には神経科学や生態学、計算科学など45の研究ユニットがあり、教員と研究者合わせて約200人がいる。教員47人の3分の2はスコグランド教授のような外国人。ジョナサン・ドーファン学長自身も米スタンフォード大学からスカウトされた物理学者だ。
主要な実験装置は、個別の研究室でなく共用スペースに置き、みなで使う。「物理など他領域の人と自然に話ができるのが刺激的」と脳神経が専門の杉山洋子准教授。昨夏、理化学研究所から移り初めて自分の研究室を構えた。若い准教授も教授と同等の部屋や研究スタッフを得る米国流の仕組みも特徴だ。
ドーファン学長は「大発見はしばしば学問の境界領域で生まれ、世界の大学は学科や研究室の壁を壊すのに苦労してる。沖縄には最初から壁がなく、新しい大学を目指す世界のモデルになる」と強調する。
今秋から毎年20人ずつ大学院生の受け入れを始める。最初の2年間に専門とは異なる3つの研究室をめぐって学んでから指導教官を決める。狭い領域に閉じこもらず、英語が堪能な研究者を育てる。それは多くの日本企業が大学に求めていることでもある。
ただ、人材集めには苦労が多い。新竹積教授は京都大学などで説明会を開いたが、「実績のない新設大学に飛び込んでくる若者は決して多くはない」。
沖縄科技大は国立大学法人ではない。沖縄振興の一環として特別な法律に基づきできた私立大学だ。「沖縄の持続的な発展に貢献することも重要な課題」という。
大学の取り組みを地元に知ってもらうセミナーを開く。サンゴやアコヤガイなど海洋生物のゲノム(全遺伝情報)解読を進める佐藤矩行教授らは、研究成果を水産業や環境保全に生かそうとしている。しかし、最先端の科学と地域振興を結びつける道が明確なわけではない。
沖縄科技大の存在は国内ではあまり知られていないが、世界は注目する。英エコノミスト誌は「日本の科学界に新風を吹き込めるか」と題した記事を載せた。東京大が秋入学を提案し日本の大学にも自己改革の兆しがあるが、海外は沖縄科技大が改革の風穴と受け取っている。
「世界に冠たる研究開発型大学」と「沖縄振興」はもともと政治が大学に与えた使命だ。2つの目標の間であぶはち取らずで終わらぬよう、大学には強力な指導力が必要で、国や県の粘り強い支援も欠かせない。(日経 2012/2/27)
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今日の話題は日本の人口と2012年辰年の年男年女の人口数、成人数の統計の話題です。この5年間連続で新成人の人数が減少しているということ、結婚組数も同様に減少している状況です。昨今、叫ばれている少子高齢化の話題は確実に進んでいく状況です。これに対してアジア諸国の人々の日本への移民などの話題もありますが、欧米諸国で移民人口が増加していますが、移民に対する課題も新たに上がってきています。移民政策に関しては、この島国である日本には難しい選択で無理に外国人を日本に呼び込んで人口増加を目指すのも数合わせだけで、日本人の幸せに近づくわけでもないように思います。
2012年の新成人122万人 ピークの半数割れ
2011年の日本の人口減少の幅は過去最大の20万4千人にのぼることが12月31日、厚生労働省の人口動態統計(年間推計)で分かった。出生数が死亡数を下回る自然減は5年連続で、20万人を超えるたのは初めて。婚姻件数は67万組で戦後最少となる見通し。東日本大震災をきっかけに「絆」が再確認された年だったが、前年比3万組の減少で、少子化の一段の加速につながる可能性もある。
人口自然減最大20万人超 婚姻67万組戦後最少
総務省が12月31日発表した人口推計によると、2012年1月1日現在で20歳の新成人は前年より2万人少ない122万人で、5年連続で過去最少を更新した。第1次ベビーブーム世代が成人に達し、ピークだった1970年(246万人)の半数を初めて下回った。2012年の干支(えと)の辰年生まれは1022万人で、年男は496万人、年女は526万人。
新成人は男性が62万人、女性が60万人。総人口に占める割合も低下して0.96%となり、2011年に続き1%を割り込んだ。推計は1968年開始。1971年以降は減少に転じたが、第2次ベビーブーム世代が成人に達すると再び増加。1994年に207万人となった後は減少傾向だ。
辰年生まれ人口の8.0%で、十二干支では10番目。出生年別では第1次ベビーブーム後の1952年生まれ(2102年の誕生日で60歳)と、第2次ベビーブーム後の76年生まれ(同36歳)がともに160万人で最多。1964年生まれは167万人、1940年生まれ153万人となっている。(日経 2012/1/1)
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このところ西日本を中心に夏日となっている話題です。カレンダーでは11月となったのに空気は何か暖かい気がします。この気温は10月中旬の時期の状況のようで、しばらくは続く見通しのようです。一方、ニューヨークでは雪が積もった話題で一足早い冬到来のようです。私の友人が先週末にニューヨークに戻ると一面真っ白でビックリというメールが届きました。ニューヨークでこの時期に雪が積もると言うことは無かったし、地球自体の何かが変化しているためでは...?というコメントがありました。
晩秋なのに暑い・東京21.4度 10月中旬並み
日本列島は11月1日、高気圧に広く覆われ気温が上昇。11月の晩秋にもかかわらず、気温25度以上の夏日を西日本を中心に106地点で記録し、11月の最高気温を更新する地点が続出した。
気象庁によると、福岡県久留米市で27.1度記録するなど、全国9府県18地点で11月の最高気温を更新した(タイ記録含む)。大阪市で25.4度など西日本を中心に夏日に。東京都心でも21.4度と、10月中旬並みの暖かさとなった。
日本列島は高気圧に広く覆われ、北からの寒気が入りにくくなっており、今月中旬までは平年を上回る高い気温が続く可能性があるという。3日の文化の日は、東京都心でも25度以上の夏日になると予想している。
10月の気候変動大きく 11月中旬までポカポカ陽気続く?
気象庁は11月1日、10月の天候まとめを発表した。北~西日本は、上旬は平年より気温が低い時期があったが、中旬は夏日を記録する地点も出て高温になるなど、変動が大きかった。低気圧と高気圧が交互に通過し天気が数日周期で変化したため。(日経 11/2)
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ゴキブリの体液から発電させることに成功した話題です。ゴキブリを利用して人間が入り込めない原発事故内でもゴキブリは活動できる特性と自ら発電できる発見で今まで困難だったことも可能になるようです。ゴキブリにとっては、このうえない迷惑と思いますが、人間の弱点を補って活動をしていただけるのはありがたいことです。
ゴキブリを「原発事故ロボ」に 体液で発電、機器作動
東京農業大学の秋山佳丈助教と森島圭佑准教授らは、昆虫の体液を利用して発電するバイオ燃料電池を開発した。体液に含まれる等分のトレハロースを分解して電気を得る。昆虫に燃料電池を搭載してカメラやセンサーなどを動かし、原子力発電所事故の現場などで活躍する災害用ロボットとして実用化を目指す。
燃料電池の大きさは縦2.5センチ横2センチ暑さ1ミリメートル。昆虫の体液に含まれるトレハロースを酵素でグルコースに分解した後、酵素で酸化させて発電する。ゴキブリに燃料電池を取り付け、10.5マイクロ(マイクロは100万分の1)ワットの電力を得た。
昆虫は隙間などに入れるうえ、ゴキブリは放射線への耐性が人間の数十倍程度高いといわれ、作業員が近づけない現場で情報収集ができる。また電気刺激で昆虫を操る部品を取り付ければ、情報を集めたい場所へ移動させることもできる。民間企業と組み、1年以内の実用化を目指す。
昆虫の上にコイン電池を電源として載せる研究も進むが、電池が大きくて重いため昆虫が思うように動けない。ゴキブリの中には体液を取り出しても1年以上行き続けるとみられる種類もあり、長時間の活動が期待できるという。(日経 9/19)
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人間の色覚は何故なのか、天敵を早期に見つけ出すために色を見分ける能力がついたという仮説の話題です。イヌや猫は色盲と言わており色分けが出来ないので全てに見えるものは白黒で見えていると言われています。人間とサルは色の見分けが付くわけですが、この目的は本当に天敵から身を守るためでしょうか、森の中で美味しい木の実や果物を見つけるために人間は色覚を手に入れたと言われても、納得ですまね。
人間の色覚・天敵察知のため発達か?
京都大学霊長類研究所の正高信男教授は、人間がヘビを素早く認識するのは色覚が関係しているとの仮説をまとめ、9月2日付けの英科学誌「ネイチャー・サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。色覚はサルや人間など高等な霊長類にしかなく、天敵を察知するために発達したのではないかとみている。人間の進化の過程を探るのに役立つ成果という。
人間の4~6歳の子ども111人に、画面に表示した8枚の花と1枚のヘビの絵を選ぶまでの時間を計った。写真がカラーだと白黒に比べて選ぶ時間が短くなった。
人間が本能的にヘビを恐れる理由は大きなナゾとされている。正高教授は「色覚が重要な役割を果たしているのではないか」と説明する。これまで霊長類の色覚が発達したのは、熟した果実を見つけるためと考えられていた。霊長類はイヌやネズミに比べて嗅覚が衰えており、それらを補うために色覚が発達したとみられる。(日経 9/2)
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